現在も転職活動で企業にエントリーをしたり、面接に行ったりしている方も大勢いると思いますが、思うような結果が出ないのには必ず理由があります。
それは
事務職の実態と転職方法のコツが頭に入っていないから
なんです。
今回は必勝方法を教えます!
有効求人倍率からも分かるように、女性に人気な職種として「事務職」を目指す方は多いと言えます。
もちろん事務経験者→事務職ならまだ分かりますが、事務未経験者→事務職の場合、経験者(ライバル)よりも何か勝っている部分がないと当然、書類選考や面接で落とされる可能性が高くなるのは、なんとなく分かりますよね?
でもこの差をどうにかして縮めるか他の方法でアプローチするしかありません。
①事務職の実態を知る
そもそも色々な会社がある中で、限られた案件数、採用人数に対し自ら内定を勝ち取っていかなければなりません。
事務職希望のライバルと「椅子取りゲーム」をしなければいけないのです。
その指標になるのが、厚生労働省が毎月発表している「有効求人倍率」です。
有効求人倍率とは
1人あたりの求職者に対して、どれだけの求人数があるのかを示す指標として用いられる言葉です。
では2019年9月の求人倍率は・・・「2.69倍」
求人数も過去最高を記録しています!
変な話、仕事を選ばなければ、かならず就職ができる状態です。
では事務職ではどうでしょうか?
「2019年9月の求人倍率は0.29倍」
1人の求職者さんに対し仕事が1無い状態です。
現状はこのような感じです、仕事がないのです。
そして事務職の求人は減少傾向にあります。
新聞やTVでAIだのメガバンクの採用人数大幅削減だの聞きませんか?
なぜかというと、事務職を派遣やアウトソーシングで賄う企業が増えてきたためです。
また、事務職で行うようなルーティンの作業は自動化されやすく労働人口が減っていく日本社会においても例外ではないです。事務職にもさらなる専門性が必要になってくるでしょう。
②事務職に転職する際に必要なスキルや知識について(コツの伝授)
たくさんの求人に出会うため人材紹介サービスや求人サイトの登録は必須
冒頭でもお話ししましたが、とにかく求人数が少ないのですから、たくさんの求人を目にする機会を自ら作り出さなければいけません。
人材紹介サービス、求人サイト、SNSなど(ダイレクトリクルーティング含む)、現在は様々なツールがあります。
企業とつながりの強い人材紹介会社を選ぶ
事務職に強い人材紹介会社もあります。前職は私もエージェントをやっていましたので分かりますが、エージェント独占案件が存在します。
要は少ないライバルの中で戦えるという事です。私はそのような会社を10社ほど担当しており、当時、事務職希望の方の支援では99%私の紹介から採用をしてくれておりました。
人気のエリア、大手企業、ToC向けサービス企業などメディア露出の激しい企業は避ける
これも戦略の1つです。人気のある企業には必然的に応募が殺到します。ただでも少ない椅子なのにライバルが多いところで戦えば当然負ける確率が高くなります。
狙い目は
ターミナル駅から少し外れた駅にある会社
法人向けサービスを展開する会社
社員数の少ない会社
などみんなが選ばないところであえて勝負すればいいのです!
なぜか?
その会社で経験を積み今度は即戦力として事務職に再度チャレンジすれば良いのです!
どうしても事務職をやりたいならまずは派遣から
正社員が良いのは重々承知しておりますが、もしうまくいっていないのならまずは派遣などからスタートしてみてください。
先ほども言いましたが未経験で勝負するよりも武器を持った状態、すなわち実務経験をつけた経験者として転職した方がはるかに近道です。
その他重要な項目として挙げられるポイントです。
【有利なポイント】
・経理や法令に関する知識
・志望動機の明確化
・徹底した企業研究
・事務職への転職に有利な資格取得
・コミュニケーションスキル
・パソコンスキル
・気配りとホスピタリティ精神
・臨機応変に対応できるスキル
このポイントを履歴書や職務経歴書に盛り込み面接に臨めばうまくいく事間違いなしです。