2020年の平均の有効求人倍率が厚生労働省から発表されました!!
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で倍率が
1.18倍で前年比0.42ポイント低下したそうです。
2009年のリーマンショック以降、転職市場は類を見ないほどの活況で
正直人事をやっていた時は採用難で困っておりました・・・汗
一方で人材ビジネスをしている大手含め各社の売り上げもそれに呼応して右肩上がり
を続けており忙しいけど給与も上がっていましたね。
しかしコロナウイルスの影響をもろに受け現在の有効求人倍率は下降傾向、
といいますか今までがおかしかったので、本来の水準に戻ったと言えますね。
ある特定の求人は確実に減っていますし、減っている、=(イコール)書類選考が
厳しくなっています。
その最たる求人は「若手求人」です。
いわゆる未経験でもOKですよと謳っている求人ですね。
数少ない求人企業から確実に内定を取る第一歩として書類通過の見られている
ポイントをお伝えします。
人事をしていた際に見ていたポイントと、エージェントの視点両方交えお伝えします。
学歴
中途採用ですと新卒採用より見ない傾向にありますが、はやり職歴がまだ浅い若手の方に関しては学歴スクリーニングをまだ行っている企業があるのも事実です。
大手企業、上場ベンチャー企業、上場準備企業、金融業界などは比較的学歴をみますね。
あとは職種によっても違います。営業職はそこまで見ないですが、管理部門系(人事職、経理職、経営企画部門)などはよく見る傾向にあります。
※場合によっては高校の偏差値も確認している企業も存在します。
本当にやめてほしいですね・・・。
転職回数
初めての転職であれば良いのですが、20代で次4社目とか5社目だと通過率はぐっと
落ちますね。
転職理由、入社理由の整合性が取れているか確認されますので注意が必要です。
例えば残業が嫌で辞めたのに次の会社はバリバリのベンチャーでどう考えても
業務負荷があるだろうと推察される会社に入社してしまったなどです。
矛盾してるじゃん!って話です。
また、たまーにアルバイトを履歴書に書く方がいらっしゃいますが、
アルバイトは職歴に含まれませんので記載しなくてもOKですよ!
経験をアピールしたいのであれば履歴書ではなく職務経歴書に記載しても良いのでは。
※職歴が多いとそれだけで嫌煙されてしまうので防衛策としてです。
どこの会社でどんな仕事をしていたのか
大手企業や厳しい就労環境で有名な企業に在籍していた経歴をみると人事としては
「厳しい選考を潜り抜けた人物なんだ!」と思います。
その時点において企業がたくさんの候補者の中から選んだわけですから、
一定の評価はしたくなりますし、会いたくもなります。
キャリアの一貫性
どのようなキャリアを選択してきたのかもよく見ますね。
バリバリの営業を経験してきたのにいきなり年収も大幅に下げ事務職に転職した
経歴の方がいたとします。
私だったら「営業辛かったのかな」、「逃げの転職なのかな」などと
心配してしまいます。
例えばペットショップの店員から営業職を目指すでも私は良いと思います。
要するにペットショップの販売員でどのようなスキルを身につけ、営業職として
どう活かし、どのような実績を積めるのかを説明・納得させられればいいと思います!
キャリアは必ずしも一貫している必要はないですが、説明し面接官を納得させる
場面が出てきますので、念頭に置き転職してくださいね。
まとめ
いくら面接受けが良くても、会ってもらえなければ先には進めません。
会ってもらうためには自分自身の経歴がいかにその企業に通用するのか、
成果の再現性はあるのかを職務経歴書でアピールする必要がありますし。
また企業との関係性のできているエージェントでしたらそのエージェント
に認めてもらい企業にプッシュしてもらえるようアピールする必要性があります。
今回は20代転職を想定して書きましたが、学歴に自信がなければとにかく
実績を積めば全く問題ないです!いくらでも取り戻せます!
頑張っていきましょう!